【検証】CHUWI CoreBook PlusのCPU問題|7430U表記なのに5500U?※現在は返金対応へ
CHUWIが本件について公式声明を発表し、問題を認めるとともに「全額返金対応」を行うことを明らかにしました。
返品期限は2026年5月31日までとされています。
詳しい内容や対応方法については、以下の記事で解説しています。
▶ CHUWI公式声明の詳細と返金対応まとめはこちら
CHUWIのノートPCでCPU偽装問題が再び報告
中国PCメーカー Chuwi のノートPCで、再びCPU表示に関する問題が報告されています。
今回話題になっているのは CoreBook Plus です。
各販売ページやシステム情報では Ryzen 5 7430U と表示されるものの、実際のCPUは Ryzen 5 5500U だった可能性があると指摘されています。
分解調査で5500Uの刻印が確認
海外レビューサイトの検証では、本体を分解してCPUの刻印を確認したところ 5500UのOPN番号が確認されたと報告されています。
さらに
・Windowsのシステム情報
・CPU識別ツール
・BIOS情報
などでは 7430Uと表示されるようになっていたとされています。
そのため、一部では BIOSレベルでCPU情報が書き換えられている可能性も指摘されています。
CoreBook Xでも同様の問題が発生
実はこの問題は今回が初めてではありません。
同じく CoreBook X でも
Ryzen 5 7430U
↓
実際は5500U
という報告がありました。
今回のCoreBook Plusは 2例目の事例となります。
【追記】CHUWIが公式に問題を認める
その後、CHUWIは本件について公式声明を発表し、「製造上の不具合により誤ったCPUが搭載された」と説明しました。
また、仕様と異なる製品が届いた場合は全額返金対応を行うとしています。
今回の問題は単なる疑惑ではなく、メーカーが正式に認めた事象となりました。
▶ 詳しい対応方法や注意点はこちら
CHUWI公式声明まとめ記事を見る
7430Uと5500Uの違い
この2つのCPUは名前が似ていますが、設計世代が異なります。
| 項目 | Ryzen 5 7430U | Ryzen 5 5500U |
| アーキテクチャ | Zen 3 | Zen 2 |
| コア / スレッド数 | 6コア / 12スレッド | 6コア / 12スレッド |
| 最大ブーストクロック | 4.3 GHz | 4.0 GHz |
| L3キャッシュ容量 | 16 MB | 8 MB |
| 内蔵グラフィックス | Radeon Graphics (7コア) | Radeon Graphics (7コア) |
| TDP (デフォルト) | 15W | 15W |
つまり1世代古いCPUが搭載されていた可能性があります。
この2つのCPUの詳しい違いは、こちらの記事で解説しています。
RyzenノートPCは型番の見分け方が重要
最近のRyzenモバイルCPUは、同じシリーズでも世代が混在することがあります。
型番の見方を理解しておくと、こうした混乱を避けることができます。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
まとめ
今回の問題をまとめると
・CHUWI CoreBook PlusでCPU表示の問題が報告
・7430U表記だが5500Uの可能性
・CoreBook Xに続く2例目
今後メーカーからの正式な説明があるのか注目されています。
【追記】AMDが公式声明を発表
今回の問題について、AMDが公式声明を発表しました。
声明では
・CHUWIによる表示やプロモーションには一切関与していない
・Ryzen 5 5500Uを7430Uとして表示する行為は承認していない
・型番の虚偽表示は市場を混乱させる行為
と明確に否定しています。
さらにAMDは「法的措置を講じる権利を留保する」と述べており、今回の問題を重く受け止めていることがわかります。
現時点では、CHUWIからの公式な説明は出ておらず、状況が注目されています。
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RyzenモバイルCPUは型番だけでは世代が分かりにくい場合があります。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
